葬儀を行う際の基礎知識として知っておきたいのは、その様々な種類です。主なものとしては、現在主流となっている一般葬や家族葬、そして儀式を簡略化したスタイルである一日葬や火葬式が挙げられます。まず「一般葬」は、従来からあるような比較的大人数で行うスタイルのことであり、社会的な人間関係を重視したい場合などに向いています。
次に「家族葬」は、遺族を中心とした比較的少人数に参列者を限定するスタイルであり、一般葬のように大人数の参列者に対応しなくてよいため、落ち着いた気分で葬儀を行いたい人などに向いています。そして「一日葬」は、本来二日で行う儀式を一日に短縮して(通夜を省略して)行うスタイルであり、一方の「火葬式」は、本来行う儀式を省略し火葬のみで済ませるというスタイルになります。
これらの簡略化したスタイルは、一般葬などと比べて費用がかなり安く抑えられるというメリットがあります。
結婚式が豪華な地域として知られるのが愛知県を中心とした中部地方です。他の地域に比べると、倍以上することもあるようです。花嫁のためのトラックが何台も連なって道路を走る様子が見られることもあります。地域によって、かける費用はそれなりに差があります。
では葬儀に関しては地域によって費用に差があるかです。基礎的な知識として、一定の差があるとされています。中部地方は、結婚式だけでなく、冠婚葬祭全般的に費用をかける傾向にあります。そのことから、全国的には高めになっています。
その他物価が高いことから、関東地方も全国的に比べると高めになっています。低いところとしては、中部地方や四国地方などになります。かといって結婚式ほど大きな差があるわけではありません。また、各家庭の事情によってそれなりに金額が変わります。
地方に合わせる必要はありません。